1.成功の定義
突然ですが、皆さんにとって「成功」とはなんですか?
ひょっとしたら今は「内定」=「成功」になっているかもしれません。
しかし、再三言いますがそれでは良い結果が得られません。あくまでゴールは「就職してから何をなすべきか」に置く必要があります。
ちなみに辞書においての成功とは「目的通りに成し遂げる」「成し遂げて社会的地位や名声を得る」ことらしいです。
「目的」も人それぞれであれば、「社会的地位や名声」の観点も人それぞれ。つまりは人によって「成功」の意味合いは変わってくるはずです。
逆にいえば「目的」をしっかりと持っていないと「成功」というゴールを見失ってしまうともいえるでしょう。
ここで今一度「目的」を見直し、自分にとっての「成功」はなんなのか考えることが必要ではないでしょうか。
世の中にはいろんな人がいます。ホームレスからある会社の社長になった人もいれば、フリーターから株に手をつけてトレーダーとなった人もいます。
いずれも社会的には一度落ちこぼれたのでしょうが、信念によって逆転満塁ホームランを打ってしまった人たちだと感じます。
かく言う私も大学では落ちこぼれて5年通いました。そして就職活動もほとんどしなくて5年生の冬に1社なんとなく就職活動して今の会社に入社した経緯があります。
決して優等生ではなかった私は社会人として逆転ホームランを常に狙ってきましたし、今も虎視眈々と狙っています。
しかし親が思い描いていた「成功」とはちょっと違ったみたいです。それでも私は今現状がとりあえずの「成功」だと自負しています。
今は次の「成功」に向かってトライしているところです。
2.就職活動の極意
先述したように就職活動は内定がゴールではありません。
就職活動が長引いてくるとつい内定をゴールにしてしまう、そんな気持ちもわからなくはありません。
しかしあくまで、就職してから何をするかがゴールですから、ある会社から不採用通知がきても決して落ち込まないことです。
不採用であるということは、社会人としてダメであるという烙印を押されたように感じるときもありますが、それは間違いです。
ただ単にその会社に合わなかっただけ、という不採用理由も充分に考えられます。そんな会社に就職しても3年働く前に退職するのがオチでしょう。
それよりも採用してくれた会社が自分にあった会社である、自分を活かしてくれる会社である、と考える、それが就職活動の極意であると考えます。
あとはその会社に入ってから何をなすべきかを考えていく、結果それが内定への一番の近道だったりもするわけですが、就職活動は通過点でしかないことを肝に銘じておきましょう。
そして採用するほうの面接官も皆さんと同じ人間です。一生懸命接しようとしていますが、ミスはつきものであり、本当にその学生の良し悪しを見抜いて採用不採用を決めているケースというのは実はそんなに多くありません。
残念ながら「何となく」という理由が多いのが現状です。
皆さんは是非就職活動を楽に考えてもらい、多くの社会人と接する良い機会、自分の経験値を飛躍的に上げる絶好のチャンスと捉えて楽しんでもらいたいものです。
3.就職活動の特長
私も社会人になって長くなりましたが、就職活動というのは本当に多くの経験を積める機会であると感じます。
というのは、まだ白紙の状態である学生に対してこれだけ熱心に「事業内容」「企業コンセプト」「業績」「展望」「経営理念」などを話してくれる、そんなことってこの先絶対にありません。
就職後なんらかの理由で退職して転職活動をしたとしても、新卒採用のようにたくさんの企業は回れませんし、こんなに丁寧には接してくれません。
また、新卒者は何の壁もなくどんな会社にでも説明会に参加できますが、転職の際は過去の仕事内容から大きく制限を受けますし、門前払いが多いものです。
従って、できるだけ多くの企業を垣間見て、できるだけ多くの会社の信念を知る。そしてできるだけ多くの社会人の価値観を聞いてみる。
そういったことがあなたにとって後々大きな財産となるはずです。
あなたは「就職活動」ときいてどんな気分になりますか?面倒だとか不安だとかいったこともあるでしょうが、前向きに楽しく、社会の仕組みを知る一つのプロセスと捉えることによって、きっとあなたの考える「成功」に近づいていけるのでは、と思います。
以上で「就職活動の穴サイト」として述べたかったことは終わりです。
仕事の合間で作成したので、文章が支離滅裂のところもありそうですが、今後少しずつ手直ししていきます。
また、今後はたまにコラムを作成できるスペースを作ったり、双方向のコミュニケーションが取れるようにしていきますので、たまに覗いてみてください。
皆さんの積極的な「奮起」を期待し、「成功」を勝ち取れることを願っています。 |