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会社の目的


1.会社は結局・・・

会社にはついつい忘れがちな重要な目的があります。(考えてみれば当たり前なのですが)

会社は儲けなければ意味がありません。儲けは最低限で良いという会社もありますが、最低限は必要なのです。
なぜなら、融資をしてもらう銀行の目、仕事をいただいている取引先の目、そして信頼して出資してくれている株主の目があるからです。

一定以上の利益率がないと、融資もなければ、取引もできない、そして株主から叩かれ、また、株主が離れていってしまうのです。

従って、会社の目的は「利益をあげる」こと。そのために事業を行うわけですね。
しかし、そんな当たり前のことを理解していないのではないか、いやひょっとしたらわかっているけどすっかり忘れてしまっている学生さんがたくさんいるのが現状です。

良く志望動機に「御社の社会貢献事業に魅かれて…」なんてのもありますが、その社会貢献事業も良く考えてもらいたいのです。
はっきり言って、なんの利益も生まない社会貢献事業をやっている会社はほとんどありません。そこには企業イメージ戦略などの「数字には現れない利益」が必ずあります。
そうでないと「会社の目的」に沿った事業ではないのです。社会貢献をアピールしている会社は、それによって「会社の目的」=「売上又は利益のアップ」を目指しているわけです。

2.新卒者の役割

志望動機を考える中で、ありがちなのが「こういった社風ならば自分が成長できる」といった内容。ちょっとした自己PRも兼ねてます。
私はこれを自己PRではなく「自己満足」と呼んでいます。「自分中心主義」といっても良いでしょう。

確かに新入社員が育っていくことは企業の存続には不可欠であり、長い目で育てていきたいということはあります。
しかし今の不況期において、そして特に「買い手市場」において、「育てていく」という目線を持っている会社はどのくらいあるのでしょうか?
大手といえども利益逼迫、それだけならまだマシで、最終赤字になっている会社も多々あります。

であればやはりある程度は「即戦力」となる人材を採用したいというのが本音ではないでしょうか?
即戦力といっても新卒者の皆さんを中途採用と肩を並べて比較するつもりはありません。ただ単に「成長過程であってもそのフレッシュ感で売上をあげてくれる人」ということです。
それをアピールできる自己PRや志望動機が「会社の目的」に沿ったものですよね。
ちなみに、「フレッシュ感」というのは新卒採用にとって重要な要素です。

3.会社の目的に沿ったアピール

会社の立場でいえば当然、会社の目的である「利益」を生む人材である!というアピールが一番心に残ります。特に経営層にとっては。
「成長していきたい」というだけで終始してしまう学生と「売上をガンガンあげたい」という学生では、当然後者の方が気に入られます。
単に「成長していきたい」ではなく、「売上又は利益をあげるために成長したい」という意気込みが伝われば、それだけでアピールになるということです。

しかし、当然ですが、力なく売上とかの話をしても伝わりません。自分に自身を持って伝えることが重要です。
また、売上や利益をあげる具体的な根拠や施策が盛り込まれていれば尚良いでしょう。それは間違った根拠でも構いません。なんせ皆さんは白紙の状態なのですから。
この「白紙の状態」というのも新卒採用にとって重要な要素でしょう。

とにかく「会社の目的」を忘れずに、その目的に沿ったアピール方法を考えて見ましょう。


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