就職活動の穴サイトHOMEへ 就職活動において「お客様視点」というのは意外と評価の分かれ道です。

就職活動の穴サイト〜内定への道のり〜

HOME >> 志望動機の穴 >> お客様視点
就職活動の穴サイトについて
   会社発見電話応対メール送信履歴書会社訪問時
   面接とは…面接自己PR志望動機最後に…
   意見・感想

面接対策・就職活動のおすすめ本&グッズ
 

お客様視点


1.売上を伸ばすためには

この長く苦しい不況によって多くの会社は減収減益、中には赤字になっているところもあります。
そんな中、逆に売上を伸ばしている会社も多々あるものです。その差はどこにあるのでしょう?

もちろん一概には言えませんが、「お客様視点」があるかどうかは最も大きな要素の一つであると思います。
お客様の気持ちになって、お客様の満足度をあげるために何をするべきか、それを考えるのが経営層の重要な職務であるといえるでしょう。

そのために各企業頭を使っています。例えばホームページ上でお客様自身のアイデアを募集するなどが簡単な例です。
そして会社は、お客様視点に、つまりは相手のことをどの程度考えられるか、という指標で面接を行うことも多々あるわけです。

2.面接で差をつけるためには

そこで「志望動機の穴」の話。志望動機で他の学生と差異をつけるためには行動が大事であると「【行動】=【熱意】」で述べました。
行動の中でもっともてっとり早いのが「お客様になること」です。

志望する企業(できれば同業種の複数企業)のお客様になることによって、その会社の良いところ、悪いところが見えてきます。
例えば「営業マンの対応が爽やかで良かった」「他の会社と比較して店舗の内装が良かった」などの感想が持てるでしょう。できるだけ詳細な感想を持ってください。

そうすると、志望動機に厚みが出てきます。当然他の人はそこまでしていませんので、他の人とはまったく異なる志望動機ができあがるわけです。

さらに「お客様視点」を持っていることが面接官に伝わりますので、自分の行動を積極的にアピールしてみましょう。

3.良いところばかりだけではなく

面接ですから「良いところ」ばかりを志望動機に取り込むことが多くなるでしょう。しかし、それでは物足りないものです。
面接をしているとどうしても持ち上げているように見えてしまう人も実際います。

そこであえて「お客様」としてその企業を見たときの「悪いところ」つまりマイナスイメージを挙げて志望動機を練ってみましょう。
他の学生はそんなこと言いませんから、まさしくオリジナルの志望動機になるはずです。

ただし、悪いところを列挙すれば良いと言っているわけではありません。同業他社に比べてこんなところが悪いから、こういった改善をしていきたい、とアピールするわけです。
ちゃんとした建設的な意見であれば、おそらく面接官からは印象に残る学生となるでしょう。何故ならその「悪いところ」というのはたいていの場合、面接官自身も気づいているからです。

一つだけ注意しておきますが、これをするには相当の意欲が必要です。上っ面で簡単に「良いところ」「悪いところ」を話すべきではありません。
時間をかけてリサーチしたからこそ他の人には作れない志望動機になるのですし、うわべだけで話をされるのは最も面接官に嫌われます。
ゆっくり時間をかけた結果が面接官に伝わる熱意になりますし、「お客様視点」の持ち主であるという判断になるのです。


志望動機の穴No.2「【行動】=【熱意】」へ 志望動機の穴No.4「会社の目的」へ
 
前のページに戻る トップページへ戻る