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説明会の受け方のポイント


1.「採用担当者」という仕事

採用担当者は年に何回も説明会で同じようなことを話しています。皆さんから見るといかにも話し慣れているように見えるのかもしれません。確かに場数を踏んでいるぶん、説明会を担当し始めたころと比べると緊張しなくはなりましたが、それでもやはり緊張するものです。
忘れないで欲しいのは、採用担当者も皆さんと同じ普通の人間です。別に説明会を担当するために会社に入ったわけではなく、普通に現場や営業で配属となったのちに人事部に配属となったケースがほとんどでしょう。

人間というのは元来気分屋です。乗っているときもあれば落ち込んでいるときもある。説明会の内容は精神状態に左右されるわけです。未熟といわれればそれまでですが。
現に私の説明会は3時間半〜4時間を目安としていますが、1時間で終わったこともありますし、4時間半になったこともあります。
それは別に私が落ち込んでいたからとか、イライラしていたからということではないのです。採用担当者の精神状態を左右するのは「聞いている方の反応」なのです。

学生さんにできることは、いかに採用担当者を乗せるかということ。乗ってくれば余計なことも多く話をしてしまいますし、そこには普段の説明会では話さない重要な情報も!

ではどうすれば採用担当者を乗せることができるのでしょう?

2.受け方のポイント

皆さんも採用担当者として学生さんの前で話す立場になってみればいいのです。
といっても本当にそこに立つわけにはいきませんので、自分に置き換えて想像して下さい。卒論の中間発表でも、部活でのミーティングでも構いませんが、少しはリンクしてイメージできる場面があるでしょう。
話をしている相手がどんな状態であるときが、話しやすいでしょうか?

一番のポイントは相手の反応ですよね?この人たちちゃんと聞いてるのだろうか?理解してくれているのだろうか?伝わっているのだろうか?ここに話すほうの悩みがあるわけです。

反応といっても1対多数の説明会ですからいちいち声を出すわけにはいきません。この場合、話す人は「うなずき」が「あいづち」が欲しいだけなのです。
これがあるのとないのとでは大きく違うと思いませんか?

つまりは皆さんも説明会を受ける際に、適度なあいづちを打てると、採用担当者としても聞いてくれてる感が見えて、話しやすい、つい余計な話をしてしまう気分になるわけです。
学生さんの多くは話している人を「じ〜」っと見ているのです。すると説明者はだんだんと話しにくくなっていきます。

心理学上では、あいづちもうなずきもせず、ただ身動きせずにじっと話を聞くことが一番相手にプレッシャーを与えることができ、自分に優位に事を進められる、と言われています。みなさんも無意識にプレッシャーを与えているかもしれません。

3.質問

相手の反応の最たるものといえば「質問」です。説明会の最後に質問コーナーがあるでしょう。
ここで多くの質問があると「興味を持ってくれているんだ」という実感が湧きます。別に無理に興味を持つことはないのですが、聞いているうちに湧いたちょっとした疑問を控えておけばいいのです。別に全員がうちの会社に入社したいと思っているわけではありませんが、自分がこの仕事をやるやらないにかかわらず単に職業に対する興味というものが少しくらいはあるはずです。
学生さんにとってみれば、説明会は画一的なものであるということに注意です。それ以上の生の声をどうやって拾うのかがポイントなのですが、それは全て質問力にかかっているといっても過言ではありません。
みんなの中で質問をするのが恥ずかしいという方は、説明会終了後でも構いませんので是非積極的に質問をしてみましょう。きっと喜んで答えてくれるはずです。そして新しい世界を垣間見ることができるはずです。
そういった姿勢はいずれ第一志望の会社での予行練習になるでしょう。


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