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名刺の受け取り方のポイント


1.名刺とは・・?

以前は採用担当者が学生に名刺を渡すことはほとんどありませんでしたが、数年前から名刺を渡す光景を見ることが多くなりました。当社ではいち早く名刺を渡すようにしていたと自負しています。
名刺を渡す会社が増えた背景には「売り手市場」であったことがあるのだと考えています。学生さんに印象付けるために採用担当者もいろいろと工夫しているわけです。

ビジネスの世界では名刺を渡す機会が多く、そのマナーも深いのですが、皆さんは学生ですからあまり気にする必要はありません。しかし基本的なマナーだけでも知っていると良いと思いますので、頭の隅に置いておきましょう。

そもそも名刺とはなんでしょう?もちろん自分の紹介なのですが、ビジネスマナーで良く言われるのは「その人の顔である」ということ。その顔に泥を塗らないように丁寧に扱う必要があります。
名刺といっても会社によって様々で、顔写真が載っているものや企業概要、裏面に事業所一覧やメモ欄など。紙質も再生紙だったり、和紙だったりコート紙だったりと多種多様です。名刺ひとつとっても会社の特徴が感じられますね。

特に最近はインパクトがあるものが多くなっています。逆に個人企業というか職人、写真家などの名刺はごくシンプル。肩書きも無しということが多いようです。
ちょっと前にもらった名刺に面白いものがありました。中堅どころの会社ですが、肩書きはなく会社名及び支店名と名前、電話番号だけの名刺。帰ってから名刺の電話番号にかけてみると、その人は社長だったのです。あとから本人に質問すると「社長ではなく1担当者としてお客様と触れ合いたい」。ちょっと感心しました。

2.受け取り方のポイント

さて、名刺はどのようにもらえば良いのでしょうか?
まずは基本中の基本。名刺をもらうときは立ちあがって受け取ります。企業の方も「○○です。」と自分の名前を言いながらに渡すでしょうから、学生さんも自分の名前と「宜しくお願いします」くらいは応えておきましょう。
また、つい名刺に目がいきがちですが、相手の目を良く見て胸の高さでもらうようにします。

ここからがマナーを知っているかどうかの分かれ道。もらった名刺は基本的に机の上に置きます。本当は机の上にベタ置きはまずいので名刺入れを持っていればその上に置くのですが、おそらく持っていないでしょうから机の上で構いません。
そして説明はそのまま名刺を出したまま聞きます。つまりはすぐにポケットなどにしまってはならないということです。

また、説明が終わって立ち上がるときに名刺を持ち、ポケットなどにしまって下さい。決して机に放置してどこかにいくようなことをしてはなりません。

それと名刺の表面にメモをしてはなりません。どうしてもメモを取る必要がある場合は必ず裏面です。採用担当者と別れてから裏面に「顔の特徴」や「話し方、性格の特徴」などをメモしておくとあとあと便利ですね。

ここまでで簡単なビジネスマナーは終わりです。もっといろいろなマナーはありますが名刺の受け取り方というのは非常に難しく、われわれ社会人でも満足にできているかどうか不安がありますので、このくらいで良いと思います。

3.奥が深いビジネスマナー

ここからは深入りしてみます。こんがらがりそうな方は読み飛ばして下さい。
相手が複数いる場合は、向かってみたままの順番で置き、役職が上の方を名刺入れの上に置くようにします。役職がわからない場合は先に名刺を渡したほうが基本的に上の役職の方です。
もらった名刺で名前の読み方がわからない場合は聞きなおしておく必要があります。しかし最近の名刺にはメールアドレスが掲載されており、アドレスから読み方がわかったりしますね。

学生さんの中でも名刺を持っている方が多くなってきています。確かにインパクトはありますが、名刺交換のマナーは非常に複雑です。どちらが先に渡すかというと目下のほう、つまりお客様が相手であれば自分から渡すことになります。
とはいえ、名刺を差し出してどちらも譲らないという場面もおかしいので、自分の名刺は一度名刺入れの下に隠し、相手の名刺を受け取ってから自分の名刺を差し出します。そして下に隠したまま下からすっと滑らせて差し出すことになります。ね、難しいでしょ。
はっきりいって社会人でもそこまでのビジネスマナーを知っている人は少ないのです。かくゆう私も知ってはいるもののなかなかできません。ですから気にする必要はないのです。ようは相手の顔である名刺を丁寧に、失礼にならないように扱うという気持ちがあればそれでいいのです。


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