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筆記試験の裏話


1.筆記試験の意味

筆記試験には基礎知識を見るものや適性検査、事務処理能力、時事などいろいろな種類のものがありますが、マスコミ・金融など一部の業種を除いてはあまり重視しない傾向にあります。
ではなんのために筆記試験をするのか?大手や超人気企業では足切りの意味合いが強いのは確かですが、そうでない会社にとっては単なる通過点でしかありません。
筆記試験が多少悪かったから不採用というのは通常考えられません。(よっぽど悪ければ別ですが・・)

会社によってあり得るケースとしては、「就職部の裏話」で少し触れましたが、面接だけでは落とせない学生がいること。面接だけでは不採用理由が見当たらない学生がいるわけです。
つまり男女雇用均等法とかそういった法律に触れてしまう理由ということですね。
その他にもなんとなくで不採用となる学生もいます。なんとなくで落とされたらかなわないと思うかもしれませんが、「面接」でも触れている通り、フィーリングってあるんです。不採用理由がフィーリングってわけにはいかないので「筆記試験の点数が・・」となる言い訳に使う会社もあるわけです。

2.筆記試験のボーダーライン

筆記試験の良し悪しに一喜一憂する必要はないでしょう。
多少点数が悪くても会って見たい学生は通しますし、会っても仕方ないと思える学生は通しません。この判断基準は何かというと・・?ここで生きてくるのが「履歴書の見られるポイント」なのです。ボーダーライン上の学生さんの履歴書を見て考えています。つまりはボーダーラインなんてあってないようなものです。

履歴書のポイントを押さえる、また、できれば説明会時に顔を売っておく(もちろん良い印象で!)ことができれば筆記試験対策にそんなに時間を割かなくてもいいのではないでしょうか。

もちろん全く対策がいらないといってるわけではなく、筆記試験対策の本を多少読んで傾向を把握してある程度落ち着いて取り組めるようにしておけば問題はないということですね。

3.適性検査について

ここからは余談になりますが、最近の適性検査は、心理学的な要素を多く使ったものが増えており、その人の性格を把握する精度が高くなっています。
人事の世界では「コンピテンシー」という言葉があります。これは社内で大活躍している社員をピックアップし、その人の行動特性を分析する。そしてその特性と似たような人に入社してもらえればその人も活躍できるとする手法です。

だいたいこういった人事制度はアメリカからの輸入が多く、日本企業はをこぞって取り入れようとするものです。「目標管理制度」「年俸制度」なども大手企業を中心にたくさんの企業が取り入れましたが、結局終身雇用や年功序列、定期昇給という日本古来の風土とは相容れず、混乱を招く結果を残して消えつつあります。
コンピテンシーも数年前には多くの企業が取り入れましたが、結局一部の企業でしかフィットせず、コンピテンシーの失敗例ばかりが人事関係の雑誌に取り上げられる始末。よほど力を入れて運用していかないとうまくいかないものなのです。

したがって今ではコンピテンシーは参考程度であり、逆に多種多様な、個性豊かな人間がいるほうが強い組織となるという結論になっています。したがって適性検査はあまり選考に関係がないと思って良いでしょう。


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