1.使うタイミングを考えてみよう
どんなに便利だからといって、使い方を誤るとマイナスです。
一番ありがちなのが、緊急連絡。「今日の説明会遅れます」という連絡をメールで打っても、事前に連絡したようで事後になることが多いのです。
採用担当者がメールを見るのは、多くとも朝昼夕と帰りの4回と思いましょう。
だいたい説明会がある日の採用担当者は、会場セッティングや資料の準備など、学生さんが見えない準備で大忙し。従って説明会がある日は特に、メールをチェックしている暇などありません。場合によってはパソコンを説明会場に持っていくこともしばしば(パワーポイント使用のため)。そんな中で「遅れます」というメールを送ってもらってもだいたい見るのは説明会終了後。明らかに事後報告となってしまいますよね。
2.礼儀をわきまえよう
マイナスイメージなのが、選考辞退や内定辞退などのメール。
言いにくいことなので、メールにしようという気持ちもわからなくもないですが、やはり電話で男(女?)らしく直接話しましょう。
辞退なんだからもう関係ない会社だし・・とか思ったそこのあなた!確かにそうなんですが、少し問題があります。「就職部の裏話」でも書いたように企業と学校の関わりは意外と深いもの。あなたの学校の後輩にもマイナスイメージがつきますし、中には学校に密告(?)する会社も。それを考えるとたった1本の電話です。気持ちよく別れましょう。
さらには他の会社に就職したものの、なんの因果か採用担当者がお客様であることも!
そんな笑えない話も回り回ってあり得なくないでしょうから、ビジネスマン予備軍として礼儀のある態度で接しましょう。
3.適切なメール
では、どんな場合にメールが適しているのか。
採用担当者を長くやっている私からすれば「会社に対する複雑な質問」なんかは適切です。「売上構成」「利益率」などは採用担当者といえども頭に入っているものではありません。電話で質問されても折り返すケースが多い。ということは採用担当者の手を煩わせるわけです。
こういった質問についてはメールを入れておくことをおすすめします。こちらもじっくり調べて詳しく返信することができるわけです。
また、面接日の設定などにおいて複数の日程を挙げていただくのもメールは適しています。
スケジュールを組むためにはその中からじっくり考えて、こちらの都合の良い時間に返答することができるわけです。採用担当者のわがままのようなコメントになりましたが、採用担当者も皆さんのことを良く考えていますし、皆さんも採用担当者の気持ちを良く考えてみましょう。 |