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面接官の頭の中身


1.面接官のイメージ力

皆さんが入社して「活躍するか」「辞めないか」を見極める作業が面接です。面接官といっても所詮は普通の人間ですから予測する、つまりは働いている姿を想像することになります。もちろん、ただ漠然と働いている姿ではなく、皆さんがイキイキとヤリガイを持って働いている姿をです。

面接官は学生さんが話をしているのを聞きながら、この「想像」を頭の中でしているわけです。この「想像」がうまくできなければ面接官としても失格だと思いますし、皆さんにとっても不幸な結果(=入社してすぐ離職)、となってしまいます。
もちろん想像ですから正確なものではありません。そこには面接官としての失敗がままあり、それが経験値となって正確さ、イメージ力が養われていくのです。

面接官は皆さんの親友ではありませんので、性格全てを把握できるわけではありません。ではどのようにイメージしていくかというと、過去の経験からしかイメージできないのです。過去の経験を聞くことによって「こういったケースではこうする人」「こういったことには前向きに頑張れる人」など性格を把握していくことになります。

2.それを踏まえた面接対策

面接官の頭の中身がイメージであることを考えると、そのイメージができばければ内定にはならないということ。
そこまで考えられれば、やるべきことが見えてきますね。
逆にいえば面接官にイメージをさせることができれば勝ちなのです。したがって過去の経験を具体的に例をあげて話していくことによって、面接官にその風景を想像させることが重要になってきます。

詳しくは「話す内容のポイントは?」で触れますが、具体的なイメージをさせるためにはそこそこコツが必要なのです。もちろん普段から話しなれている方は自然とそのコツは身に付いているわけですが。

3.空気を読むこと

もう一つ、面接官の頭の中で行われていることがあります。それは面接のペース配分。1対1の面接であってもグループ面接であってもたいていの場合、何人(何組)か同じ日に予定しています。するとあらかじめ何分くらいという枠を設定しているのです。

その枠の中で人物像を見極めなければならない。長すぎると次の回の学生さんに迷惑をかけますし、短すぎても失礼です。20分なら20分の中で時間をうまく配分しなければならず、これが意外と面接官を何度も経験しないとうまくいかないのです。

今までの経験上、面接がうまくいかない人は「空気を読めない人」が多い。これは相手の顔色が見えない、つまりは双方向性のコミュニケーション能力が低いと考えられます。
面接のマニュアルでバッチリ対策してきた人などは、志望動機と言われたらコレみたいのがあるようで、突然スイッチが入ってテープレコーダーのように話し出す。途中で面接官が飽き飽きしているのにも気づかず・・。
また、グループ面接ではだいたい一人当たりの持ち分を計算できそうなものですが、話が長く他の人の時間が削られたりします。
逆に「1分間で自己PR」をといったのに20秒くらいで終わる人もいます。これらは面接官のペース配分を全く無視した結果となっていますね。
面接官にとってペース配分を乱されるのは良い評価にはなりません。スムーズな会話のキャッチボールの中で人物像が判断できれば一番良いわけです。


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