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電話のマナー2〜電話のかけ方


1.携帯電話の普及によって

電話のかけ方のマナーができている人、10人に1人くらいですね。
社会人から見たら、特に上の世代から見たら、全くなっていないのです。
その原因は「携帯電話の普及」にあります。

携帯電話にかければ(アドレス帳に入っていれば)相手に名前が出ます。自分の名前を名乗る必要はありません。「もしもし」「おう」で会話がスタートしてしまうのです。

ここで質問をひとつ。皆さんは彼女(彼氏)の家に電話したことがありますか?
ほとんどの方の答えは「NO」でしょう。携帯電話がなかった時代、彼女(彼氏)の家にかけなければ連絡がとれません。当然相手の親が出たりするわけです。すると自分から名乗って、「○○さんいますか?」と切り出さなければなりません。
相手の親に嫌われている場合は、「いません」とか「どちらの△△さんでしょう?」とか冷たくあしらわれれた経験をしたものです。当然電話のマナーも学んでいかなければなりませんでしたし、敬語の使い方も勉強しなければなりませんでした。
それが「もしもし」「おう」で彼女(彼氏)に連絡取れてしまうとは便利になったと感じます。それと引き換えに、電話のマナーや敬語の使い方が失われてしまったのです。

2.かけたときの第一声

当然ですが、自分から名乗ること。この当たり前が意外とできない方が多い。「説明会に参加したいのですが」とスタートしたりして。
切り出し方は「○○大学の△△ですが、こんにちは。説明会の件で・・」とするべき。

ここでポイントをいくつか。まずは学校名を入れること。学校名不問採用であってもです。何故かというと同姓同名が意外にもいることもありますが、それより重要なのは採用担当者って学校名と名前はセットで覚えるクセがついていること。「就職部の裏話」でも書いた通り、就職部を訪問することが多いのですが、その際「この学校から採用したA君が非常に頑張ってます」とかいった話になります。そのときに「誰だっけ?」となったら採用担当者失格なのです。当社には700名の社員がいますが、新卒入社者の学校は全て頭に入ってます。でないと学校に挨拶に行けないのです。

次に、氏名はフルネームで名乗ること。これも人事部の人間だから言える助言です。人事部の人間はフルネームで言われないと顔が浮かんでこない人が多い。それは珍しい苗字であってもそうだから面白いものです。フルネームで言われた途端、パッと浮かんでくるんです。私も人事に配属になったとき不思議でしたが、何故かそうなってしまうんですね。
また、苗字だけだとどうしても同じ人がいて、間違った連絡をしてしまうことがあります。かけたときの第一声の理由、納得していただけました?
 

3.かかってきたときの第一声

話はそれますが、かかってきたときの第一声も同じです。
さすがに全く同じとはいえませんが、どの会社からかかってくるかわからないので、
就職活動時期だけは「はい○○です」と苗字くらいは名乗るようにしましょう。


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